ジェフリー・サックス『貧困の終焉』の冒頭の写真に。。。

ムンバイのダラビにて

びっくりした。ついこの間、ムンバイのＮＧＯ、SPARCについて書いたのだが、
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20060610#p1
今日ジェフリー・サックス『貧困の終焉』を買って、冒頭の写真を眺めていたら、なじみのある風景の写真が三枚ほど。。。

えっと思って写真の説明を読んでみたら、ムンバイのスラムの写真で、しかもSPARCについて触れられていた。

確かに、世銀繋がりで考えれば、サックスの本にSPARCの写真があることは、単なる偶然というより必然だろう。

ちなみに、SPARCが深く関与していた（る）世銀プロジェクトはこれ。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/COUNTRIES/SOUTHASIAEXT/0,,contentMDK:20865594~pagePK:146736~piPK:146830~theSitePK:223547,00.html

ついでに写真をアップ。この写真は、ムンバイ最大のスラム「ダラビ」の中の一角の写真で、４年くらい前に私が撮ったもの。真ん中の赤いのはとうがらしで、後ろには二階建ての家が見える。写真では確認できないが、水道も引かれている。同じスラムといっても歴史や地区によって状況は千差万別で、「ダラビ」は歴史が古く、運動もさかんだったため、サックス本の「写真６」のスラムとはかなり状況が違うと思う。そこらへんの詳しい話は、もう古い本だが、元ダラビ住民の伊勢崎賢治氏の処女作に詳しい。