思想と質的研究関連の本と雑誌。
もっときちんとした計量分析の訓練を続けたいのだが、そうもいかない今日このごろ。一方で、エクセルの意外な奥深さも実感する今日このごろ。
そして今日、新宿のジュンク堂で買ったのは、なぜか以下の三冊。
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2006/11/27
- メディア: ムック
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- 作者: オルター・トレード・ジャパン/at編集室
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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- 作者: ウヴェフリック,Uwe Flick,小田博志,春日常,山本則子,宮地尚子
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2002/11
- メディア: 単行本
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まずは後者2冊をつまみ読み。というか最近は、本を読む=つまみ読みする、になりつつあり、本当に良くない。季刊atの佐藤優と宮崎学の文章は面白かった。上野千鶴子の連載「ケアの社会学」は、前回までの「第一部 ケアの原理」の理論的・抽象的な考察が一段落し、今回から「第二部 協セクターにおけるケアの実践」。飛ばし読みだが、なんだか急につまらなくなったような気がする。なぜだろう。それに、何回も「比較優位」という言葉を誤用しているも気になる。
『質的研究入門』は、なんとなく手にとってパラパラめくっていたら、とてもバランスが取れている良い本のような気がして、アマゾンで古本とさほど価格差がついていないことを確認してから購入した。なんだかややこしいことがたくさん書いていて、とても全部じっくり読む気にはならないが、きっと参考にはなるはず。
現代思想の「自立を強いられる社会」はまだ読んでいない。今日はこの本と『生命倫理学と功利主義』という本をお勉強のために立ち読みしようと思ってジュンク堂に来たのだが、結局こっちだけ買った。暇を見つけてちゃんとつまみ読みしよう。
しかし、どの本も、つまみ読みするくらいなのに、買うのはもったいない気がする。でも一方で、つまみ読みする本だからこそ、手元に置いておきたいという気持ちもある。困ったものだ。