数冊
たまには。書評ですらないが。
- 作者: パーサ・ダスグプタ,植田和弘,山口臨太郎,中村裕子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/07/25
- メディア: 単行本
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一方で、経済は私たちにとって重要なものなので、経済に何らかの問題があると感じれば、それを解決するためにすべきことについて自分なりの意見を持つ。しかも私たちは自分の意見に固執する。というのも、自分の倫理観に基づいて私たちは政治的な見解を持ち、さらにその政治的見解に基づいて私たちの経済に対する見方が決まってくるからである。(中略)人々が経済学上の問題で意見が一致しないときは、持っている「価値観」ではなく、結局は単に「事実」をどう読むかが違っていることがほとんどなのである。事実を明らかにする学問であるにもかかわらず、特定の価値観やイデオロギーにしか通用しない学問に見えることがあるために、経済学の入門書を書くのは難しいのである。(序より)
- 作者: デビッドジョンストン
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2008/09/30
- メディア: 単行本
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「生活の質」は満足と不満足との間のバランスによってのみ示されるものではない。何よりもまず、肯定的な自己像とエンパワメントの感覚を獲得すること、自分の環境を動かす仕組みをコントロールすることができるようになることなのである。」(「第4章「生活の質」(クオリティ・オブ・ライフ)」と「自立」の意味は何か?」より)
福祉政治―日本の生活保障とデモクラシー (有斐閣Insight)
- 作者: 宮本太郎
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2008/09/08
- メディア: 単行本
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(中略)出発点となる日本のシステムの何を改めるべきかと尋ねると、「北欧のような福祉を重視した社会」をめざすべきとした人々のうち、三割近くが「官僚の力を弱めるべき」と答えた。さらに社会保障の財源をどのように確保するべきかを尋ねると、同じく46パーセントが「行政改革を徹底する」という方法を挙げた。あたかも、小さな政府の実現を通して北欧福祉国家に近づくことを求めているようにも見える。(「はじめに」より)
- 作者: CNN English Express編
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: ペーパーバック
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Well, I say to them tonight, there is not a liberal America and a conservative America-there is the United States of America. There is not a Black America and a White America and Latino America and Asian America-there's the United States of America.
(2004年民主党大会基調演説 The Audacity of Hope)
*オバマを有名にした演説。これは映像でみたほうが、アメリカ臭さがよく伝わる。
http://www.youtube.com/watch?v=JmfZbUOlJPE
あと、この選挙対策マネジャーの手腕が秀逸だったとの噂。選挙期間中に、こんな映像を何回も更新している↓。オバマのスピーチで紹介されているときの歓声もけっこうすごかったね。
http://jp.youtube.com/watch?v=wUAiGbNp8oI