研究メモ ver.2

安藤道人(立教大学経済学部准教授)のブログ。旧はてなダイアリーより移行しました。たまに更新予定。

性病とか加藤鷹とか

『<性体験ある高校生>1割がクラミジア感染 厚労省調査』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050504-00000012-mai-soci

だってさ。私の知り合いを見ても、コンドームを使いたがらない奴は多い。性病にかかったという話もたまぁに。しかも、当然ちゃんとした性教育などは受けてない。まぁ教育効果がどのくらいあるのかはわからないけど、いろんな人とエッチする機会が多くなっていて、それを防ぐ手立ても道徳的根拠も見当たらないのならば(そんなことはないという人も多いだろうが)、やっぱ公的教育でしっかり性教育や性病教育しなければいけないのか。
以下妄想。中学校や高校で、「国語」「数学」「英語」みたいに「性」の時間をつくったらどうだろう。みんなで「性」について考える時間。でも無理か。おそらくもっとも個人的な領域だからなかなかディスカッションは難しいだろう。下手したら教師より生徒のほうがよっぽど性について理解してたりするだろうし。

そしたら、いまケーブルTVのlalaTVでカリスマAV男優加藤鷹山田邦子がやっている『パーフェクトH』
http://www.lala.tv/regular/h/

みたいな番組を参考にするのはどうだろう。学校の教師が無理なら、いろいろなプロフェッショナルの力を借りてくればいい。産婦人科、カウンセラー、AV男優・女優、風俗嬢、ホスト、などなど。私の知る限りだが、どの分野でも、一流の人はよく考えているし、説得力もある。

たとえば、AV男優の加藤鷹といえば、男性の間では潮吹きプレーヤーとしてその「神の手」に注目がいきがちだ。確かにあれはすごい。しかし、彼のカリスマたるゆえんはそれだけではなく、性的コミュニケーションや男女間コミュニケーションについてしっかり考えているところから来るのだと思う。

やや話が脱線。しかも私はそこまで加藤鷹に詳しいわけではないのでやめとこう。ちなみにホームページもありました。いきなり顔が飛び出してきてびっくり。
http://www.katotaka.com/

話を性教育に戻すと、でもAV男優や風俗嬢などを公的な性教育にひっぱってくるのはまだ無理か。それに公権力が性を扱うことには、様々なリスクもつきまとうだろうし。

結論はとくにありません。