ホワイトバンドとか世界社会フォーラムとか
世界的な運動で知ってる人も多いんだろうけど、私は恥ずかしながら今日、友人に教えられて知った。
『ほっとけない世界の貧しさキャンペーン』
http://www.hottokenai.jp/home.html
私自身はこういう運動はちょっと苦手だが、そりゃ、ないよりあったほうがいいと思う。ホワイトバンドも買いたいと思う。債務帳消しに関してはいろんな議論がありそうだが。
日本でこのキャンペーンを運営している団体を見ると、日本の有力NGOがたくさん参加しているようだ。
http://www.hottokenai.jp/who/index.html
話は変わるが、世界的な運動といえば、イギリスなどではBBCなどもちゃんと報道している世界社会フォーラム(WSF)の認知度はあいかわらず日本では低い。だいたい、日本の大手マスコミは基本的に無視してる笑 反グローバリズム色が強いからか。
・世界社会フォーラムのウェブサイト
http://www.portoalegre2003.org/publique/cgi/public/cgilua.exe/web/templates/htm/2I4OP/home.htm?user=reader
そういえば、世界社会フォーラム2004は、我が第二の故郷(半年しか住んでないけど。。。)ムンバイで開かれたのだった。
http://www.wsfindia.org/
日本では、有名どころでは加藤哲郎あたりが熱心に紹介していた。
・『反ダボス会議のグローバリズム』
http://homepage3.nifty.com/katote/ecoforum.html
こんなのもありました。
http://www.jca.apc.org/wsf_support/index_j.html
ちなみに、WSFのメーリスには、日本の運動系NGOや左派系の情報が大量に流れてくる。ついでにこのメーリスの管理者で、日本でWSF連絡会をやってるのは小倉利丸氏。小倉氏はこんな人。わりあい有名な学者でしょう。読んだことありませんが。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E5%88%A9%E4%B8%B8%2C%20%E5%B0%8F%E5%80%89/250-0768855-8401033
http://www.arsvi.com/0w/ogrtsmr.htm
さらについでに書くと、WSF周辺に集う知識人たちは、諸君8月号の稲葉振一郎氏のエッセイ「何故しぶとく生き延びるのか ゴキブリとマルクス」で批判的に考察されている左翼勢力と重なる部分がありそうだ。小倉氏もネグリを日本に紹介している一人だ。
だが、世界社会フォーラム(WSF)2004ムンバイにはスティグリッツも来たのだった。
・『Joseph Stiglitz: An outsider in the inner circle』
http://infochangeindia.org/infochange_wsf23.jsp
と、いろいろ紹介したが、実は私もWSFをちゃんとチェックしていたわけではなく、よくわからない。リンク先もちゃんと読んでないものが多い。スティグリッツは、WSF-INDIAに参加したことだけは知っていたので、今検索して見っけて読んだ。
しかし日本でWSFはなぜ盛り上がらないのか。左派、右派含めて知識人による言及も少ない。感覚的には、確かに盛り上がりそうもないと思うのだが、しっかりした分析が欲しい。まぁこれはWSFに限らず、日本の社会運動全体の問題なのかも。