研究メモ ver.2

安藤道人(立教大学経済学部准教授)のブログ。旧はてなダイアリーより移行しました。たまに更新予定。

こういう位置づけでいいのだろうか。。。

『選挙結果から未来を構想するための文章を書きました』
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=302

うーむ。さすが宮台真司。彼の手に掛かれば、
田中康夫もgirlswalker.comもNANAも、

『「過剰流動性に無自覚に棹さす段階」から「過剰流動性に伴う不安に動転する段階」を経て「過剰流動性の不安に支配されない再帰的段階」へ』

ですか。でもそしたら岡崎京子とかもこの枠組みに入ったりしないのかな?だとしたら、別に今に限らず、こういう図式は、現代社会のある特定の層においては(過剰流動性に身を浸している層。私は、宮台真司はこの層の存在を(意図的に?)誇張していると思うが)、成長の過程においてある程度普遍的に起こる現象なんじゃないのかな。だとしたら、こういう図式が日本の政治の世界にもそのまま当てはまる理由は全くないんじゃないかな。社会システム理論的になにかいえるのだろうか?