研究メモ ver.2

安藤道人(立教大学経済学部准教授)のブログ。旧はてなダイアリーより移行しました。たまに更新予定。

メモ:財政破綻の夕張市、老人ホーム閉鎖へ 市内唯一

財政再建団体に移行する北海道夕張市は17日、財政再建の一環として、市営の養護老人ホームを08年度末に閉鎖すると発表した。要介護者以外が入れる市内で唯一の老人ホームで、65〜96歳の47人が入居している。今後、他施設への入居や自活を促していくという。

 施設は築33年で老朽化が著しく、改築か社会福祉法人による新設を検討していたが、財政再建を考えると、改築費も法人への助成も捻出(ねんしゅつ)できず、存続を断念したという。ホームの管理費や人件費は05年度で約1億3000万円だった。

 市内には民間の特別養護老人施設もあるが、要介護者が対象となり、同ホーム入居者の受け入れは難しい。

 市は老人ホームのほか、図書館や美術館、市民会館など17の公共施設の休止・廃止も決めた。(2006年11月17日23時53分 朝日新聞

図書館も美術館も市民会館も休止・廃止か。。。

ところで、googleアラートで「財政」のキーワードでメールを受けていると、地方新聞の地方財政関連のニュースがよく入っているんだけど、夕張市に限らず、地方財政は「財政状況の深刻化」みたいなニュースばっかりだ。