研究メモ ver.2

安藤道人(立教大学経済学部准教授)のブログ。旧はてなダイアリーより移行しました。たまに更新予定。

メモ:働く1人親に月1万円 生活保護世帯 母子加算に代わり 新年度導入(西日本新聞)

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/economics/20070127/20070127_001.shtml

厚生労働省は26日までに、生活保護母子加算を廃止する代わりに2007年度から設ける1人親世帯への就労支援制度の具体策をまとめた。4月から、働いていると月1万円、就労していなくても職業訓練などを受けていれば、月5000円を支給する。

(中略)

母子加算は就労に関係なく一律支給。18‐16歳の子ども1人を養育している場合は、居住地域により月7750‐6670円が生活保護費に上乗せ支給されているが、07年度に廃止される。

15歳以下の場合は、月2万3260‐2万20円だが、07年度は1万5510‐1万3350円、08年度は7750‐6670円と減額され、09年度に廃止される。就労支援制度に基づく1人親世帯への支給は減額後の母子加算額と比較して高い方が支給される。

以前こんなことを(やや不用意に)書いたが、どう考えたらいいものか。

母子加算の廃止と労働・出産インセンティブ
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20061202#p1

生活保護制度における就労インセンティブと潜在能力
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20061205#p1