あちこちで話題のサンデルの講義。
元の講義はこちらで見られるし、ituneからもダウンロードできる(ただしどちらも英語のみ)。
http://www.justiceharvard.org/
ただ12時間は長いなと思って、とりあえず哲学に関してとても頭の切れる友人(日本在住カナダ人)に見たかどうか聞いてみたところ、「彼は良い話し手だけど、生徒におしゃべりさせすぎ。興味深いトピックにたどり着くまでに、たくさんのくだらない(pointlessな)学生のコメントを聞かせられるのが苦痛で、2話でギブアップしたよ。もしその後面白くなってるみたいだったら教えて」と言われた。聞く相手を間違えた。
私は彼ほど頭が切れないので、翻訳本が出版されるようなのでそれを読むのもいいが、せっかくだから講義を聴きたいところ。1講義30分みたいなので、寝る前にでも少しずつ見ればいいかも。
関連リンク:サンデル関連でネットで見つけた日本語文献をリンク。既読の宮台ツイッター以外を1文献あたり1、2分の拾い読み。
リベラリズム・コミュニタリアニズム・リバタリアニズムについてのtwitterまとめです(宮台真司)
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=875
米国におけるリベラリズムとリバタリアニズムのルーツ(宮台真司)
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=878
共和主義における「哲学」と「政治」――Michael J. Sandel, Democracy’s Discontentsを読む――(中野剛充)
http://www.diana.dti.ne.jp/~nakanot/pdf/sandel01.pdf
「コミュニタリアニズム的公共哲学からの一考察」(小林正弥)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kenpou.nsf/html/kenpou/1560605kobayashi.pdf/$File/1560605kobayashi.pdf
政治哲学としての共同体主義の可能性(一)(麻野,雅子)
http://miuse.mie-u.ac.jp:8080/bitstream/10076/1822/1/KJ00004291675.pdf
福祉(well-being)概念における「自己決定の尊重」理念の検討(中村俊也)
http://www3.kumagaku.ac.jp/srs/pfd2/7-1/7-1-55.pdf
D.ヒュームと現代政治哲学(一)一ヒュームとJ.ロールズー(古賀勝次郎)
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/9448/1/42034_8.pdf
チャールズ・テイラーの政治哲学――近代・多元主義的コミュニタリアニズムの可能性――(中野 剛充)
http://www.diana.dti.ne.jp/~nakanot/pdf/taylor01.pdf
法政策分析の憲法的基礎(常木淳)
http://www.globalcoe-waseda-law-commerce.org/activity/pdf/21/10.pdf
平等と平等化の思想的基礎(常木淳)
http://www.iser.osaka-u.ac.jp/library/dp/2002/DP0562.PDF
これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
- 作者: マイケル・サンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/05/22
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