学問
Himaginary氏の 経済政策策定における研究と研究者の役割 http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20100801 で紹介されていたLars Calmfors氏は、賃金交渉や積極的労働市場政策の研究の第一人者のようなので、とりあえずグーグルスカラーで引用件数の多い四つの論…
平成大合併の「構造推定」:ゲーム理論を用いた実証研究 http://mixingale1110.blogspot.com/2010/05/blog-post.html これは読まなければ。読みこなせるかどうかは別にして。。。原論文はこちら。 Weese(2009)Political Mergers as Coalition Formation:Evi…
あちこちで話題のサンデルの講義。 ハーバード白熱教室 http://www.nhk.or.jp/harvard/about.html 元の講義はこちらで見られるし、ituneからもダウンロードできる(ただしどちらも英語のみ)。 http://www.justiceharvard.org/ただ12時間は長いなと思って、…
今回の受賞者はMITの開発経済学者のEsther Dufloとのこと。1990年代以降、応用計量経済学の一大分野となった政策評価(またはプログラム評価)の手法を開発経済学の分野に応用し発展させていったことが評価されたようだ。不勉強ながら、私は彼女の論文ほとん…
1.障害者介護保障運動:最近の自治体交渉事例全国障害者介護保障協議会が運営している「全国障害者介護情報制度」というサイトがあり、「月刊 全国障害者介護制度情報」というのが毎月出ていて、メルマガも発行している。時に自治体との交渉過程などを詳細に…
スウェーデンのウプサラでは、年に一度、UppConと呼ばれる北欧最大のアニメとマンガイベントが行われるらしく、それが次の週末にあるんだとか。街にも大きなポスターがあった。 UppConサイト http://10.uppcon.se/ UppCon(Wiki) http://en.wikipedia.org/wi…
現代の比較福祉国家論―東アジア発の新しい理論構築に向けて (シリーズ・現代の福祉国家)作者: 金成垣出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2010/02/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (2件) を見るアマゾンの宣伝で来てい…
マル激トーク・オン・ディマンド 第460回(2010年02月06日) 日本経済の復活のための処方箋 ゲスト:池尾和人氏(慶應義塾大学経済学部教授) http://www.videonews.com/on-demand/451460/001356.php マル激は、毎回長すぎるので全く見なくなっていたが、最…
大竹ブログによると、1月18日の日経新聞の「経済教室」は大竹先生の「税の表示法、消費を左右」だったらしい。 http://netplus.nikkei.co.jp/nikkei/news/econotre/econotre/eco070509_35.html によるとフィンケルシュタインの2009年の論文(これかな?) EZ…
"Fear the Boom and Bust" a Hayek vs. Keynes Rap Anthem http://www.youtube.com/watch?v=d0nERTFo-Sk&feature=player_embedded うーん。デキの評価は専門家(何の?)にお任せします。これを見た後に読むべきエントリ 経済学"教育"とプロパガンダ(竹内幹の…
ツイッター(もっぱら読むだけ)で、林文夫氏が一橋の国際企業戦略研究科に移籍したら1人だけの業績で研究科のランキングが跳ね上がった、という話が盛り上がっていたのでいろいろ見てみた。http://ideas.repec.org/top/top.japan.htmlで、気がついたのだけ…
この3点を有機的に結びつけながら、、、ではなく、個別ばらばらにささっとメモ。レイシズム エスカレートするレイシズム http://www.mojimoji.org/blog/0218 この動画ヘの感想は下記エントリと同じだが、にしても酷いな。 メモ:排外主義それ自体が暴力です…
を片方は生で、片方はウェブ中継で見た。経済学者のウィリアムソン氏は淡々と喋り続け、心地よく脳に響き、寝不足もあり何度か眠りかけた。。。政治学者のオストロム氏はパフォーマーであった。ウィリアムソン氏の業績はいうまでもないが、オストロム氏の研…
「社会学者の研究メモ」から面白かったブログエントリを二つメモ。 Google Motion Chartで出生率の変化をみてみる http://d.hatena.ne.jp/jtsutsui/20091209/1260354847 これ、学会報告のプレゼンとかで使ったら面白いかも。というか、こういうツールがもっ…
おもしろいのでメモ。登場する諸思想への理解度が高ければもっと面白いのだろうが。 東京大学教育学部教育学特殊講義「統治と生の技法」 *フーコーの「リベラリズム」(インタラクティヴ読書ノート別館の別館) http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20091…
鈴木亘氏の保育研究の最新版。ぱっとみ、いままでで一番包括的な感じ。価格設定を固定価格とするか、直接補助付きの自由価格とするかは、駒村氏などとは意見が分かれるところか。 鈴木亘(2009)「財源不足下でも待機児童解消と弱者支援が両立可能な保育制度改…
最近知って、面白く読んでる煽り系ブログ 「ニートの海外就職日記」 http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/ いちいちもっともだと思うことばっかり。 BtoC(Business to Consumer:銀行窓口とかスーパーとかカフェとかでのやり取り)でもBtoB(Business to Busin…
頼んでいた荷物を送ってもらったついでに、気になっていた2冊も送ってもらい、さっそく斜め読み。脱貧困の経済学-日本はまだ変えられる作者: 飯田泰之,雨宮処凛出版社/メーカー: 自由国民社発売日: 2009/08/21メディア: 単行本購入: 36人 クリック: 532回こ…
小さな政府と社会保障の両立を求める変な国民(すなふきんの雑感日記) http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20090908/1252362873 このテーマは少しくらい前から日本の経済学者や社学者の実証研究の対象ともなっているテーマでもある。個人的には、国民という…
教育と平等 大衆教育社会はいかに生成したか (中公新書) [ 苅谷剛彦 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 新書 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 907円1.「教育財政の社会学」あるいは「教育の財政社会学」 二年前に、それこそ生煮えの内容…
偉大か偉大でないかにかかわらず、社会科学者というのは、若いころに細かい技術的な仕事をこつこつして、年をとるとやれ資本主義だやれ国家だやれ文明だと、大きいなことを言い始める人が多い。しかしこの人は逆だったのだ。アンデルセン、福祉を語る―女性・…
阿部彩『子どもの貧困ー日本の不公平を考える』子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)作者: 阿部彩出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/11/20メディア: 新書購入: 16人 クリック: 218回この商品を含むブログ (110件) を見る著者の阿部氏は、第51…
ぜんぜん書く気がない今日この頃だが、mojimojiさんとのやりとりにもあるように、他人のエントリへのコメントはなぜか書いてしまう。。。http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20080129/p2経由で、以下を読む。『08年1月25日 やっぱり九割がたの説明がつく…
以前、リンクだけ貼ったが、友人がいよいよ自宅を追い出されそうになっている。 「みずほ銀行被害者の会ーみずほ銀行の不正を訴える」 http://ginkouhigai.com/ かなり追い詰められているのだろう。いつも呑気極まりないその友人が、私のブログにも何か書い…
もう2年くらい前の知識を使い回すことしかできないけれど。 「俗流若者論」批判は切れすぎる刀か http://blog4.fc2.com/awarm/ ここ経由で 後藤和智さんインタビュー 前半 http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/entry-10034937879.html つい最近、仲正昌樹氏の…
もっときちんとした計量分析の訓練を続けたいのだが、そうもいかない今日このごろ。一方で、エクセルの意外な奥深さも実感する今日このごろ。そして今日、新宿のジュンク堂で買ったのは、なぜか以下の三冊。現代思想2006年12月 特集=自立を強いられる社会出…
希望学プロジェクト http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/result/ Jobless youths in Japan http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/result/dp061119.pdf希望の類型と個人属性−拡大する希望喪失の社会的背景− http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/resu…
福祉社会の価値意識―社会政策と社会意識の計量分析作者: 武川正吾出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2006/02メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見るエスピンーアンデルセン以後の福祉国家論をベースに、福祉国家政策や社会…
「「格差是正法案」は格差を拡大する」(池田信夫ブログ) http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/92e2c979658285d94ba707dd6be72130 コメント欄より しかし最賃を引き上げたら、失業する人が増えるでしょう。賃金コストが上がったら雇用は減るということと、…
bewaadさんのところで、兪炳匡の『「改革」のための医療経済学」』が紹介されているが、間違いがあるので指摘しておこう。 『兪炳匡「「改革」のための医療経済学」』 http://www.bewaad.com/20070121.html ここでbewaad氏は以下のように書いているが、 続い…