メモ:「@dojin_twさんによるエスピン・アンデルセン『平等と効率の福祉革命』コメント」
ツイートしたのをまとめて頂いたのでメモ。コメント欄に補足も書いた。解題の評価はともかく、とにかくいい本であり、訳してくれた大沢真里氏らには感謝。やや学術的だけど、この本を出発点にいろんな議論ができる。そういう本。
@dojin_twさんによるエスピン・アンデルセン『平等と効率の福祉革命』コメント
http://togetter.com/li/253122?f=tgtn
ネタ元はこの本です↓
この本と似たような内容で、もう少し一般向けのものはこちら。
アンデルセン、福祉を語る―女性・子ども・高齢者 (NTT出版ライブラリーレゾナント049)
- 作者: イエスタエスピン‐アンデルセン,京極?宣,林昌宏
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2008/12/19
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 73回
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この本については昔ブログで簡単なコメントを書いた。
経済学と社会学の幸福な協働
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20090119#p1
ここでの
新奇な発見や高度な分析手法があるわけではない。優れた経済学・社会学の実証研究の蓄積によって明らかにされた経済的・社会的事象やその因果関係が、彼の確かな社会学的視点によって有機的に結び付けられ、分析される。そして、それらの事象が生み出す様々な問題に対する説得的な解決の方向性が示される。
というスタイルは、『平等と効率の福祉革命』にも受け継がれ、バージョンアップされている。
富永健一(2001)『社会変動の中の福祉国家 家族の失敗と国家の新しい機能』
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20050314#p1
子育て支援と子どもの福祉メモ
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20060228
日本の左翼は何を学べばよいのか。
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20061016#p1
『福祉社会の価値意識 社会政策と社会意識の計量分析』
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20070201#p3
フローレンスモデルについてのメモ
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20070523
イギリス社会学の伝統を踏まえた実証的貧困研究と日本の「主流派」社会学におけるイギリス社会学の不在
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20081220#p2
経済学と社会学の幸福な協働
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20090119
東アジア福祉国家論メモ
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20100226
メモ:筒井淳也「福祉国家に対する冷静な視線――福祉レジーム論とジェンダー」
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20100809#p1