研究メモ ver.2

安藤道人(立教大学経済学部准教授)のブログ。旧はてなダイアリーより移行しました。たまに更新予定。

ナショナルミニマム研究会メモ

ナショナルミニマム研究会
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000033ax.html

人選が話題を呼んでいるよう。

委員名簿
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000033ax-img/2r985200000033cf.pdf

ぱっとみ、面白そうな資料は資料1−2。

生活保護母子世帯調査等の暫定集計結果−一般母子世帯及び被保護母子世帯の生活実態について−
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000033ax-img/2r985200000033gv.pdf

単純なクロス集計分析だし明確な結論は書いていないが、5つの仮説ごとにクロス集計を整理しており、わかりやすそうだ。目次は以下の通り。

仮説1 被保護母子世帯は一般母子世帯よりも、様々な就業阻害要因のために、働きたいけれど働けない層が多いのではないか。・・・・・・・・・1
<1>母親の就業状況、就業の意向
<2>(現在無職の場合)仕事に就けない理由
<3>(現在無職の場合)母親の健康状態
<4>(現在無職の場合)母親のこころの状態
<5>(現在就業中の場合)母親の健康状態
仮説2 被保護母子世帯は一般母子世帯よりも、就業しても悪条件が多く、十分な収入を得にくいのではないか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
<6>母親の就業及び雇用状態(正規/非正規別)
<7>(現在就業中の場合)母親の就業日数
仮説3 被保護母子世帯は、一般母子世帯よりも、母親の健康状態が悪いのではないか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
<8>母親の自覚症状(病気やけがなどで体の具合の悪いところ)の有無
<9>(母親に自覚症状がある場合)母親の最も気になる症状の種類
<10>(母親が傷病による通院等をしている場合)母親の最も気になる傷病の種類
<11>母親の健康状態
<12>母親の悩みやストレスの有無
<13>(母親に悩みやストレスがある場合)母親の悩みやストレスの原因
<14>母親の悩みやストレスの相談状況
<15>DV経験の有無及びその影響
仮説4 被保護母子世帯は、一般母子世帯よりも、子どもの健康状態が悪いのではないか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
<16>子どもの自覚症状(病気やけがなどで体の具合の悪いところ)の有無
<17>(子どもに自覚症状がある場合)子どもの最も気になる症状の種類
<18>(子どもが傷病による通院等をしている場合)子どもの最も気になる傷病の種類
<19>(6歳以上の子どものみ)子どもの健康状態
<20>(12歳以上の子どものみ)子どもの悩みやストレスの有無
<21>(12歳以上の子どものみ)(悩みやストレスがある場合)子どもの悩みやストレスの最も気になる原因
<22>(12歳以上の子どものみ)子どものこころの状態
仮説5 被保護母子世帯は、一般母子世帯よりも所得、消費水準が高いとしても、生活意識は苦しいのではないか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
<23>世帯所得の平均額、可処分所得の平均額(所得5分位、可処分所得5分位階級別)
<24>貯蓄の状況
<25>借入金の状況
<26>生活意識(可処分所得5分位階級別)